2020/10/12
院長です
このところ治癒しにくく、オーナーさんも私も苦戦している病気があります。
例えば、昔は「A」という定番の処置法があったとします。しかし、いくつかの弱点もあるので、最近は「B」という処置法を選択致しました。しかし、なかなか好転せず、治らなければ手術かな…というところまで来て、先日予定を組みました。
そのオペの日まで何もしないわけにもいかず、苦肉の策(?)で、「A」という旧式の内科療法を選択しました。そして最近ご連絡があり、「なんだか少し好転しているようだよ。」というオーナーさんからのご連絡!写真も拝見しました。
「お?これなら手術しなくても済むかも知れませんよ」
そうお伝えして近日中に診察の予定です!
何か嬉しい反面、反省すべき事も見えたのです。
今更ではありますが、同じ疾患の処置でも、新しい方法がいつもbetterでは無いという事。今までそれでうまくいっていても頭が凝り固まっていては本末転倒!もう少し早く昔の方法も試してあげれていれば…と、この歳になってもまだまだ教わることが多いです
先が見えてきた安堵と同時に、まだ自分の視野の狭さも見えてきて、思わず書き記したくなったのでここへ綴ってしまいました💦
※ 写真は話とは全く無関係です💦
単にハロウィンが近づいているので、切り絵作ってみました(笑)