さいがた動物病院

2018/11/17

珍しい症例

胸あたりに傷があるという保護されたハトが来院致しました!
傷を見れば…なんだ?砂利みたいだけど…。一極集中といった感じでその砂利らしきものが詰まっており、しかも奥深く詰まっている。その瞬間「散弾銃の弾か!?」と分かり本日の診察を終えてすぐに洗浄・弾の回収にとりかかりました。
以前、野生傷病鳥獣保護事業の研修を受けた際にもスライド等で学んだ経験がありましたが、かなり厄介と聞いておりました。実際遭遇したのは初めて!!しかし、幸い急所を外しており、何とか除去し縫合して今疲れた体を癒すかのように熟睡しているようです。
そういえばこの辺は昨日あたり猟期の解禁日だったとか…。
狩猟に関しては、私も肉を食べる人間である故、肯定も否定もできませんが…、最初に傷を見た時、傷口からこぼれんばかりに詰まっていた弾に「散弾銃恐るべし」と感じてしまいました!このユニパックに入れた量以上の数の弾がハトの頚~胸部にあったんですから、すごいですよ😯

色々な事情と経緯があり、このハトは当院で引き取ることに致しました。弾を100%回収できたか断言しかねますが、経過を見たいと思います。

さいがた動物病院

  • 住 所〒949-3116 新潟県上越市大潟区犀潟268-19
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  • 最寄駅JR信越本線・ほくほく線「犀潟駅」より徒歩3分
各種クレジットカード対応
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